無駄とは、常に省くものだと思っている人がほとんどだが
最初に就職した時の
私のメンターであるK社長がある時こんな話をしてくれた。
出張に同行するときの話。
K社長:明日なんだけど、この列車に乗ろうと思っているのだけど、
僕はグリーン車に乗るから、中では一緒ではないけど降りたら君を待つよ。
と・・・。
20台の私は、人がなぜグリーン車に乗り、飛行機にはビジネス
ファーストとクラスが分かれるのかを全く理解できなかった。
出張から時を経て、私は実際にこのことをK社長に聞いてみた。
私:社長、私 飛行機に乗る時、2倍以上高いお金を払ってクラスをあげるなら、
2回飛行機にのってどこかに行くことを選ぶと思うのですが、社長はどうしてクラスをあげるのですか? と・・・????
K社長:無駄と思えるそのお金がね。時間という 皆に平等に流れる時の価値を上げるんだよ。君にはまだ難しいかな? 君がいつかね、それなりの立場や責任のもと様々な事を抱えるようになると、車両、飛行機に乗っている間の時間を
((((どんな場所で))))
(((((どのような対応で)))))を選びたくなるはずだから。きっと。
私:私はきっとそうは思わないかもしれません。
だって、経験する回数を取りたいですもの、、
K社長:『無駄はね、最高の贅沢なんだよ』
これは僕が思うことだからね。
君にも分かる日が来ると思うけど、君の考えも今の君には正解なんだよ。
そして今、私は小島社長の言っていたことが完全に分かった。
移動の多い私にとって、グリーン車の価値は余分なお金を払っても必要なものとなった。
贅沢と言えるのかもしれないが、座る場所一つで移動の時間の効率を上げた。
飛行機の
ビジネスクラスには、まだまだ勇気がいる。
その心の準備もまだない。(LCCを除いては)
ビジネスクラスからファーストクラスに上がるハードルはもっとあると聞く
ビジネスクラスは、名前の通りビジネスマンの席
ビジネスを成功させたことによって
稼ぎが良い人だから、PCを開いていたり書類を持っていたりだろう。
ファーストクラスの人は、(見たことがないが)
お金がお金を稼ぐ状態まで、仕組みを確立しているので、余裕ありありのため笑顔でカジュアルな装いらしい。
ということで、敵を知らねば挑めない???
この本を読んで、
かつてK社長からいただいた答えを長年かかかって
腹落ちしたようにまずは知識から入ってみようと思う。
何年か後にファーストクラスに楽々乗れていたらどうよ。
と現状の私に問いかける今日の朝です。