葬儀屋の娘として生まれた私。もの心ついた頃には、暗闇が大嫌いで夜道を一人で歩けず、夜眠るのもイヤでイヤでした。でも、その仕事を継ぐ未来しか与えられていなかったため仕方がなかったと思い込んでいました。
当時は、夜と寝ることは『あの世』を意味することだと思っていたから。
現在、葬儀会社の社長で経営をメインで仕事をしています。社長といっても、旅館の女将のようにすべてのスタッフの人たちに助けていただいてばかりの社長です。
仕事をしながら悩み続けてきた今、『あの世』を想像ばかりする自分を脱出する方法を見つけました。
それは、『今日が、この世の最後の日だとしたら、やり残しはありませんか?』という問いかけです。
人間として生まれたからには、『もれなく死亡率100%』
だから今日も積極的に人生を生きています。
私は、今日もママします。妻します。学びます。働きます。出会います。旅します。
いくつもの顔を持って、生きます。
そんな私のこの世の最後かもしれない毎日を、よろしければ覗いてみてください。