私を輝かせる人々

最初の家庭教師の先生は無事に試験に受かり、私のプライベートな存在から

小学校の学級担当の先生となった。

 

それはとても嬉しいことだったけれど、

彼女を独り占めしたかった私は,少し悲しかった気がする。

 

で、次の先生となったのは ちーちゃん という女性の先生だった。

この先生がどんな風に私の家庭教師となったのかはわからない。

 

で、ちーちゃん は、相変わらず勉強の合間に、

私にたくさんの洋楽を聴かせてくれた。

あんな頃は、ちまたにレコードレンタルショップがあって、

LPをカセットにダビングするが流行っていた。

 

ちーちゃんは、自分の好きな洋楽をセレクトして私にプレゼントしてくれた。

 

ちーちゃん との会話でもっとも記憶に残っているのは、主導権をどうとるか?

という事だった。

 

主導権というと難しくなるが、いわゆる

 

ちーちゃん は、かわいくてモテモテの女子で、

学校の人気のある男の子から

ヤンキー(今は私語だろうか?!)

といわれるありとあらゆる種類の男子にもてていた。

 

でも、彼女は もてようと思ってもてているわけじゃないのよ・・・。と

いっていた。

 

ちょっと鼻持ちならないように聞こえるのかもしれないが、

 

子供の私から見ても彼女は素敵な大人の女性だった。

 

彼女は、多くの女子はもてようと必死になっているのよ。

と教えてくれた。

誰かに見られるために、お化粧をして、相手のために言葉を変えて、

美しくあろうとすることが,

すべて相手主導であることが問題なのだと言っていた。

 

媚びる女は,

やがて女性からだけでなく、男性からも嫌われることになるのよ。

 

と言っていた。

 

彼女が私に教えたかったのは、

自分らしく生きなさいという事だったと思う。

 

 

相手の反応ばかり気にして生きたらつまらないじゃない、

 

自分らしく生きていたら、それが自信になっていって

その自分らしさに惹かれて、誰かが私を好きって言ってくるから、、、

 

その教えを信じたまま大人になった私は

ある意味わがままなのかもしれない。

 

こんな私でよろしければどうぞ、、、

 

そう思って生きている。

そして私は、私が最高だと言ってくれる

最高のパートナーに出会った。

この記事を書いた人

アバター画像

喜稀今日子

3人の女の子の母親です。葬儀社の経営の仕事をしながら子育てと地域活動に参加しています。忙しといいながら、プライベートでの新しいことへのチャレンジは必須です。
新しい発見を発信していけたらいいです。
喜稀 今日子(きき きょうこ)

詳しくはこちらにどうぞ。