昨日は、大阪にて講習がありました。少し前に、安室奈美恵Finally の抽選の再抽選の記事を見つけていて、夫に行きたいな?とつぶやいた。
私:『一緒に行かない?』
夫:『さすなに・・・ね!』 そういった夫の声を聴きながら
スケジュール見てみたら、丁度大阪での講習日に当てはまっている。講習の終わりは6時30分予定、コンサート開始も6時半。いけるな、、、
私:応募してみてさっ! 当たったら行ってもいいかな?
この場合の私は、訪ねてはいるが、行くことが前提での会話
夫:当たったらね・・・・。
何が幸せって、私の育った環境においても、夫との新しい家族生活の中でも、
『ダメ』を言う人がいないこと。本当は違う答えを言いたい時もあるだろう、それでも、私がやりたいことを見守ってくれるということ。
で、『はい、当たりました』
仕事が終わったのは、6時40分ぐらい、そこから京セラドームに急ぎました。
到着地点では、すべての人が会場内に入っていて(当然だよね、コンサートははじまっているのだから)スムーズにID チェック、鞄チェックを受け いよいよ会場へ
私の席は、3階席、実際には自分の目では見えないけれど、会場の一体感が遅れてきた私の心を一気にその仲間に引き込んでくれた。
一つ一つの歌を本当に丁寧に歌い、踊る彼女、
彼女のコンサートには、トークは全くない。曲と曲の間は、ライトの明るさがつなぎとなるだけで、音楽が途切れることはない。小さな体は会場で最大値となって目の前に迫ってくる。
彼女は、パフォーマーで、彼女の自己表現はあくまで 歌と踊りということなのだろう。その間に言葉を使わなくても、彼女の体の全てが彼女を全面に押し出し私たちの心をわしづかみにする。
歌って不思議だ。その歌を聴いていた頃の時代へと一気にタイムスリップさせてくれるから。
歌の歌詞にかかわらず、楽しかったり、切なかったりあの頃の自分を思い心の中に手を入れる自分が、心を撫でているような感覚になるから、、、
確か、彼女は40台歳。
本当に好きな事を仕事にして、25年という日々をそれだけに没頭した日々を過ごした。
結婚もした。ママにもなった。離婚も経験した。
そして、人生の真ん中での現役引退。
歌というステージから降りるだけで、彼女の人生これからまで半分以上続く・・。
これから、彼女が何を見つけ、どんな後半を生きるのだろうか?
なぜ、彼女があの若さで引退したのかは彼女にしかわからない。
それでも、あの年齢で一つの事を突き詰めて、もうこれ以上はないのよって区切りをつけてしまう彼女はすごいと思う。
第二の人生の幕開けについて、あの会場の誰もが応援したくなったに違いない。
もちろん、惜しむ気持ちを強く 強く持ちながら・・・。