三女(三歳)が言った言葉。それはあまりにシンプルで当たり前のこと。大切なことだからマレーシアの娘たちにも伝えておくよ。

昨日は、移動があった。3歳も一緒に行動することとなった。家族で動くときは、なるべく予定をざっくり決めていく場合が多い。時間が許す限り気ままに行こうも時も『気ままに行きましょう』と相手とのコンセンサスを取っておく。

昨日は、私が提案者となり、移動時間に余裕をもって出かけ、駅構内の立ち食い蕎麦屋さんで昼食をとりましょうと言った。
3歳娘と立ち食い蕎麦???
私:どうする?3歳児一緒で大丈夫かな?
夫:大丈夫でしょ?!
大の蕎麦好きな夫は、自信満々に言った。

予定通りに蕎麦屋さんに入った。
実際には、蕎麦屋さんではなく『名古屋きしめんのお店だった』

 

 

 

 

外にある券売機から、食べたいものを選んで中に入る。


夫は、どこにっても決まっている。メニューの一番シンプルなものを大盛にするパターンだ。
私と言えば、その日の気持ちもあるが、たいがいは迷い、最終的には

【かき揚げ(玉子入り)きしめん】570円を選んだ。なぜなら、

テプラが人気NO1、って主張していたから。

中に入ったら、『奥へどうぞ!』と、子連れの私たちを一番奥の角のカウンターを利用するように言葉をかけてもらった。

待ち時間1分??? 3分かもしれないが?!


目の前に、シンプルなきしめん大盛と、一番人気のかき揚げ(玉子入り)きしめんが並んだ。
子供用の小さなお茶碗に娘の分を取り分けて、私たち夫婦はすぐに一味をかけた。

三女:辛いの好き?
とまずは夫に聞く?


夫:好きだよ。
三女:ママは辛いの好き?
私:大好きだからいっぱい入れるね。〇〇ちゃんは?好き
三女:嫌い
三女:辛いから嫌いだもん。

当たり前だが、なんだか嫌いは嫌い、好きは好き、と素直に言える彼女の言葉にぐっときた。

なぜなら、私が頼んだ その店の人気NO1のかき揚げきしめんは、私には心から美味しいと言えなかったからだ。
かき揚げできしめんのお汁を邪魔された感があり楽しめなかったのである。夫のようにシンプルなきしめんをオーダーすればよかった、と少し後悔していたところだったからだ。

そして、券売機で買う時から、潜在的にそれは感じていたのに、、、

テプラの『人気NO1』に流されてしまった私がいたこと、夫とは違う自分の行動パターンを改めて知ったのである。

多くの人がいいというものが、自分にとっても 合うかどうかなんて、わかりゃしないのに、大衆が動くと私も同じように動いておこうとするのは、自分の意志というより安心感を得たいためだろう。

三女が、辛いのは嫌い、辛いから・・・。
と言って、食さないように、自分の心に素直になって日々を過ごすことができたなら、ときしめん食べながら、思った次第である。

マレーシアで生活する娘たちへ、
毎日、友達の言葉に流されていませんか?
自分の心の声に気が付いていますか?

一応自分でフォローしておくと、ママのいいところは、とにかく試してみる事で納得するってとこだろうか?
これは遠回りしながら無駄を経験して、色々な発見をすることにつながるのだけど、これもまた悪くないのかもしれない!

この記事を書いた人

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喜稀今日子

3人の女の子の母親です。葬儀社の経営の仕事をしながら子育てと地域活動に参加しています。忙しといいながら、プライベートでの新しいことへのチャレンジは必須です。
新しい発見を発信していけたらいいです。
喜稀 今日子(きき きょうこ)

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