マレーシア留学 学生ビザがいい?長期滞在型ビザMM2Hがいい?

とうとう長期滞在ビザが取れた。本来であれば、難しいというようなものではなくて、経済的な証明(銀行の残高証明の提示)しかるべきペーパーワークなどきちんとそろっていれば問題なく取得できるものである。が、、、、

ここまで来るのには本当に長い道のりがあった。それは、やはり動機が不純?!すぐにマレーシアでの長期滞在を考えているのではなく、子供が学生でいるための手段としてのビザ取得だったからなのかもしれない。

10年ビザの詳細はこちら

仮申請(レター)をもらってから本申請に移行するためにしなくてはならない事。

      • ①保険の加入(書類的なものなので簡単)

    ②健康診断(現地の病院で家族全員が受けること)

③銀行口座の解説(滞在するための経済状況の確認のため)

② ③はマレーシア入りするしか方法がないためスケジュールを調整してマレーシアに飛んだ。 と簡単に書いたが、このマレーシア入りするまでに3度のためのスケジュール変更、それに伴う 飛行機チケット変更を余儀なくされた。

変更の理由の一つは子供の転校。夏休み明け、新学期となるこの時期、子供が転校したいと言いだしたのだ。『また転校ですか???』 と、簡単ではないその話を鵜呑みにすることなくぼんやりと聞いていた。

というか、転校することに対するネガティブな言葉を並べることで、子供が諦めるのではないか?と思っていた。

が、夏休みの最後、帰国する2日前。 彼女がこの新しい学校に通う事での得られるであろうメリットを訴えだし、プレゼンをして夫と私の反対意見に対立した。

ここまでくると聞くしかない。そして真っ向から反対をすることが出来ない、イヤ、出来たかもしれない。が、私自身、育つ家庭において 親から与えられた選択肢の多さ それに伴う自己責任を与えられ生きてきたのだから、、、彼女の意見を尊重することもやはり大切な気がして反対と言い続けることが出来なくなった。

この辺りの話、マレーシア留学における転校の話は別の機会に語ろうと思う。

もう一つの問題は、今年の夏の終わりにかけての台風劇だった。

自然だけは誰の力によっても変えられない。

だから半ばあきらめるしかない状況なのだが、9月の台風は本当に想像以上のものだった。 そんな感じでスケジュール変更をした末

10月10日 晴れて家族全員ビザを取得できた。

この度は、代理店の方を通じてこのビザ申請の手続きをお手伝いいただいたのだが、たまたまこの度私たちの担当としてアシストしてくれたのが、長女の最初の学校の生徒のママさんだった。

彼女は、マレーシアの方と国際結婚をしていて在住20年だそうだ。お嬢さんの歳も、うちの娘と一つしか変わらず、たくさんの共通の話題を持ちながら 待ち時間さえ楽しくお話しをしながらスムーズに事が運んだ。

最後に来て、一番気持ちよく事が運んだとも言える。

これは前々から思っていたことなのだが、マレーシアで様々なサービスを受ける場合、日本の代理店に依頼しているにもかかわらず、マレーシアに住んでいるのが長い場合は皆こうなってしまうのか?どこか丁寧さにかけ、

最終的には責任は取りません

そちらの判断にお任せします

の決まり文句で顧客目線なんて言葉は全くないのだ。

日本人なのに、、、、

でも、この度彼女とのやり取りは何の問題もなく、むしろ感謝の気持ちに溢れた。

結局は人なんだよね。

娘を海外に出している親としては、海外滞在が長くなると起こりえる 勘違い日本人にだけは決してならすまいと、、、 と強く 強く 思ったのである。

で、最終的にどちらのビザなのか?というとマレーシアの学校生活は転校するというのは案外によくあることで、新設の学校もどんどん増える分、経営難の学校も出てくる。子供と学校の相性もパンフレットだけからでは全く分からない。 学校を転校するなんて?! 一度決めたところで卒業するのは当たり前、という日本人的な発想で教育を考えている人は学生ビザで問題ない。

でも、うちみたいに3度目の転校でようやく子供が納得をいく学校選びが出来た私たちにとっては、長期滞在型ビザがあっていると思われる

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喜稀今日子

3人の女の子の母親です。葬儀社の経営の仕事をしながら子育てと地域活動に参加しています。忙しといいながら、プライベートでの新しいことへのチャレンジは必須です。
新しい発見を発信していけたらいいです。
喜稀 今日子(きき きょうこ)

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