ランス人の彼女の『どうして?』『なぜ?』は、私たち家族を知るきっかけとなる。

ちょっと聞いていいですか?とフランスの可愛い留学生。
彼女が、『どうして加藤さんの家は、名前で呼び合うの?! 』

うちは、夫婦がお互いに名前で呼び合っている。そしてそれにつられた3歳は、夫を下の名前で呼ぶことが多く、私を呼ぶときは、『ママ』『マミー』『〇〇ちゃん』と色々という形である。

彼女がうちに来たのは、日本に住んでから約9か月後でした。
これまでに3つの家庭でホームスティを経験し暮らしてきた彼女にとっては、うちが最後のホームスティ先となる。

最初の彼女との約束で、【不思議と思う事を据え置きしない、もともとの彼女に戻るリハビリキャンペーン】をしている我が家。

今日の『なぜ』は、名前の呼び方です。
この件は、これまでの家庭は ほぼほぼ、子供から大人まで名前が出てくることより、その人の役割で呼ばれていることが多かったため、うちでの違いに少し違和感を抱いたようだ。

違いとは、
夫から妻 『お母さんに聞いてみて』『おーい、お母さんあれどこ?』
妻から夫 『お父さんに聞いてからにして』『お父さんご飯よ』
妻から子供『お姉ちゃん、あれとってくれない!』

こんな会話が推測される。

うちは、長女次女が私を『ママ』と呼ぶ事以外は、ほぼほぼ名前が飛び交っている。

で、私が答えたのは、『私は、夫のママじゃないでしょ、
だから、呼び名がママになって、呼びかけとともに、彼が私をママのように扱う事が嫌なのよ』

それと同じ理由で、『私たち夫婦が家族の最初ってことでしょ?!、親子の関係を大切にすることはもちろんなんだけど、二人が出会った時のように、、、、まっ!いつまでも同じ気持ちのままではいられないんだろうけどね、
先ずはそれぞれをリスペクトする。そして、二人をミックスして新しい家族っていう形に進んでいきたいと思っているのよね。

なるべくわかりやすい日本語を遣おうと思ったら支離滅裂だ・・・。こりゃ、、、

でも、これが私の家族の在り方
『This is us』

彼女にとっては、国の文化を学んでいるだけではなく、それぞれの家庭がそれぞれの国ぐらい家風が違う事を学んでいるようだ。

私との会話で特に彼女が、『そうそう!!』と盛り上がったのが、日本の親は、子供を子供として見すぎていて、会話が未熟になっているという話。子供も一人の人間、人格者として扱った場合もっと様々な事をそして経験を共有できるのだろう。きっと、、、

楽しい会話は終わらない私たちでした。

カレーとチーズナンを食べながら・・・。

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喜稀今日子

3人の女の子の母親です。葬儀社の経営の仕事をしながら子育てと地域活動に参加しています。忙しといいながら、プライベートでの新しいことへのチャレンジは必須です。
新しい発見を発信していけたらいいです。
喜稀 今日子(きき きょうこ)

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