長女と同じ年の、フランスの女の子と暮らすことになりましたよ。

一年留学として日本にやってきている可愛いい彼女。名前はNINA、天然のカールとブロンドは、日本人のあこがれ。17歳の彼女が、日曜日我が家に引っ越してきました。

すでに、日本での生活は今日で8か月になるとのこと。日本語はほぼ完ぺき。次の日本語検定試験3級にチャレンジするのだといっている。https://www.nihongokentei.jp/guide/faq/
3級って、社会人、大学生、高校生のレベルだそうだ。コミュニケーションは何の問題もない。

彼女に日本に来て、一番びっくりしたことは何か?と聞いてみた。

まずは、身近なところから高校生の彼女は、学校の様子の違いをあげた。とにかく、ルールが厳しすぎること。
でも本当の驚きは、そのルールがなぜあるのか?どのような経緯でそのルールが必要になったのか?をほとんど知らない人ばかりだという事実である。
それなのに、それを守っていること。それに彼女は、とてつもない違和感を感じていた。

具体的にどういったこと?と聞いてみた。
彼女の学校は共学で、学びの場も当然男女が混ざって構成されている。それが、お昼の時間になると、男の子は男の子の輪、女の子の輪と全く別々になり、決められたように分離するというのだ。

で、彼女はもちろん、『どうして分かれて食事するの?』と聞いたらしい。で、その答えは、
『ずっとそうだから、それが日本人の在り方だから、文化だから、』と、さらに、『もし一緒に食べたらどうなるの?』の問いには、『先生から叱られる』との答えが返ってきたそうだ。当然なぜ叱られるのか?わからないまま。

全く納得がいかない状態の彼女、不思議に思ったのは、日本人がルールを守るのに、その背景の意図を理解しなくても一律コピーのように守っているという事。

気持ち悪い・・・という表現だったかな?彼女の言葉では、、、、

、『でもね、私もそれに慣れてし来てしまっていることが、もっと怖いかもしれない』とつづけた。

それで、私は、じゃ、これから私の家の子供でいる間は、リハビリして元に戻りましょう。と提案、学校で感じた『なぜ?』や『どうして?』など腹落ちしないことは、うちに持って帰って、一緒に答えを探しましょうと・・・。

外から見える日本人のメンタリティ!
確かに、私たちは右に倣っているのが好き。その安心感が調和と言えるのかもしれない。

でも、私は幼いころから少し枠からはみ出たところで立っていたわけだから、彼女の話はとても納得した次第である。

外から見る日本!あ~!!!面白い。

彼女は、引っ越しの際に、とてもおいしいクッキーを焼いてきてくれましたよ。

手作りのものをお土産に・・・。これって、日本人より日本ぽくない?!

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喜稀今日子

3人の女の子の母親です。葬儀社の経営の仕事をしながら子育てと地域活動に参加しています。忙しといいながら、プライベートでの新しいことへのチャレンジは必須です。
新しい発見を発信していけたらいいです。
喜稀 今日子(きき きょうこ)

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