ママが子供の時思っていたこと、同じように感じているだろうか?マレーシアで学ぶ娘たちへ

ママの職業の事でイジメられたことありますか?
そういえば、自分が経験してきたことなのに、そんな風に面と向かって子供に聞いてみたことはない。

私の仕事は、葬儀屋さん。街に古くからあって。昔は、『がんやさん』(少し差別的な呼び方)と言われる少し特殊な????!!!お仕事です。
※がんやのガンとは棺のこと、いわゆる棺屋さんということだろう。

今でも忘れない、小学校2年5組の時、私は、クラスの男の子たちに、
『お前んち、葬儀屋なんだよな?! 人が死んだらお前 嬉しいんだろ?』って言われた。

傷ついた!っていうのは全く嘘、、、

この時の私はすでに、『じゃあ、あんたのじいさん死んだら誰に頼むの?!誰かがお葬式するんでしょ?誰かがしなくちゃいけない仕事ってことじゃん』って言い返していた。

実は、こういった言葉をまともに受け取るずっと前に、親がしている葬儀の仕事を受け入れるには大変な時期もあった。

子供のころ、夜道が怖くて一人で歩けなかった。夜になるのが大嫌いで、目をつむって眠りにつくと、もう再び目が空くことがなく死んでしまうんじゃないかとも思っていた。

暗闇や夜は、私にとって『あの世』を連想させるものだった。

そんな私が、二年生までの間にどんな経緯をたどってあのセリフが言えるまでになったのだろうか?

記憶の紐をたどる。

つづく・・・。

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喜稀今日子

3人の女の子の母親です。葬儀社の経営の仕事をしながら子育てと地域活動に参加しています。忙しといいながら、プライベートでの新しいことへのチャレンジは必須です。
新しい発見を発信していけたらいいです。
喜稀 今日子(きき きょうこ)

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